はじめまして。
好奇心のまま世界を旅しているFLSK JAPAN サポーターのCocoです。
この度、365日ノマド生活をしているCocoのマガジン連載が始まりました!
旅の様子を交えながら、みなさまにFLSKの実用的な魅力をお届けします。
好きなモノに囲まれて暮らす生活も素敵だけれど、必要なものはそう多くない。
旅をしながら生活することが心にしっくりくるようになってから、家を持つこと、そしてものを持つことをやめました。
本当に大事なものだけ詰め込んだ私の家とも言えるバックパックは重さ10キロ。 旅しながら暮らす日々は、物資的な意味だけではなく、心も軽く感じます。
そんな生活の中で、スペイン巡礼と呼ばれる徒歩巡礼に挑戦しました。 スペインの北西、ガリシア州に位置するサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、スペインとフランスの国境からカンタブリア海に沿って824キロをバックパックを背負いながら徒歩で横断する旅です。
サスティナブルや地球をよりよくすること、そして自分で選択していくことについて教えてくれたスペイン巡礼の旅の様子を届けします。
バックパックを背負い歩く巡礼
スペイン巡礼を題材にしている小説「星の巡礼」や映画「星の旅人たち」などから、巡礼について耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。キリスト教に由来する歴史ある道ではありますが、現代では信仰に関係なく自分自身のために歩く人が多く、筆者もその一人でした。
目的地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへと続くルートは、小説や映画にも出てくるフランス人の道をはじめ、その巡礼路はいくつも存在していますが、今回、筆者は北の道と呼ばれるスペインの北側の海岸線に沿って歩むルートを選択しました。
4つの州にわたりスペインを横断する北の道は、美食で有名なバスク地方に始まり、小さな漁村やのどかな田舎町そして広大な海を楽しめる道です。
スペインといえば、乾いた茶色い土地やバルセロナやマドリードといった賑やかな大都市を想像する方も多いと思いますが、北側はスペインの中でも降水量が多く緑豊かな自然が広がり、のどかな風景があります。
日々変わっていく景色
北の道の総距離は824km。長い巡礼の中で歩く道は多種多様。
アスファルトの車道の横を歩くこともあれば、馬の群れの中を歩いたり、はたまた美味しそうなスペイン料理の香り漂う町中を歩くこともあります。
日々変わっていく景色の中で、最も長い時間を過ごし、筆者がより心踊った道は自然の中を歩くことでした。
北の道の自然は地域によって違う顔を見せ、時には広大な海を眺め、時にはアップダウンの激しい山を超え、ユーカリの生い茂る地帯や見渡す限り草原が広がる地域など、一言で自然といっても全く違う表情を楽しめます。
一日の中でも時間帯によって変化する自然の美しさには感動するばかり。
朝方には朝日によって照らされたオレンジ色の道、午前中には山の低い位置にかかる霧が美しく、午後になると海と空の青さが一層濃くなり、夕方には夕日が空をカラフルに彩ります。
自然の中を歩く
自然を思う存分楽しめる北の道。
自然の中を歩くということは、言い換えると周りには何もありません。
時には一日にわたり飲食できるレストランやバル、スーパーマーケットさえもないこともあります。
日差しの強いスペインの気候の中で水は大事なライフライン。
自然の湧き水や道端の蛇口から水を補給することができるので水を見つけたら常に水筒に補充していました。事前にかさばらない食料を用意しておくことも重要です。
特に自然の湧き水はひんやり冷えたナチュラルな美味しさで喉を潤してくれます。
太陽の下、何時間も歩いていると水はすぐに温度が上がってしまいがちですが、FLSKの水筒は冷たい温度も保ってくれるのでいつでもひんやりとした水を楽しむことができました。
何もないを楽しむ
とはいえ、水と食料さえ確保していれば、何もないことは最高の至福でもありました。
周りを見渡せば、海と空、生い茂る木々と眩しく照らす太陽だけ。
耳をすませば、鳥のさえずりや風に揺れる木の葉の音が聞こえてきます。
「何もない」その中に身を委ねたとき感じるのは自由そのものでした。
何もないけれど、豊かさとは自分の外側の何かによってもたらされるものではなく、自分の内側にあるのだという感覚でした。
吹き抜ける風、寄せては返す波の音、太陽の暖かな光。
自然の美しさに圧倒されながらも私たちは地球の一部であるという感覚を覚えました。
興味深いのが、スペイン巡礼で出会った多くの人が日々歩く旅の中で地球とのコネクションを感じ、心が軽くなる感覚や自由さを体感しているのです。
まとめ
「スペイン巡礼は一度歩いたら、必ずまた歩きたくなるよ。」
スペイン巡礼者たちの間で半分冗談のように言い合う言葉ですが、スペイン巡礼を体験したほとんどの人が再び巡礼の旅に帰ってきます。
筆者もその一人で今回のスペイン巡礼は2回目の巡礼でした。
必要最低限の荷物とともに日々自然の中を歩くことは私たち現代人が忘れている自然との繋がりや、本来の豊かさを思い出させてくれるのかもしれません。
そして改めてそれを実感した時に感じる嬉しさや心が軽くなる感覚は、それが生きていく中で大事なことなのだと伝えてくれているのかもしれません。
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